TOP > VPDisk > 運用応用例 > ファイルサーバ(samba)暗号化手順(samba:単一暗号鍵)

※VPDiskの販売は2014年2月末をもって終了し、現在はサポートのみ行っております。導入をご検討のお客様は後継商品のFileProtectorをご参照ください。

ファイルサーバ(samba)暗号化手順 (samba:単一暗号鍵)

ファイルを保管するディレクトリを暗号化した後、smbdとnmbdが暗号鍵を使えるように設定し、透過的に暗号化状態のファイルにアクセスすることができるよう設定します。
※単一暗号鍵を使用する場合

1.sambaの停止

# /etc/init.d/smb stop

2.ファイルを保管するディレクトリに暗号化を設定

# vpd start -f <キーボックスのパス/キーボックス名>
# vpd lock -t hard+ /one-key-share ← ファイルを保管するディレクトリに暗号化を設定

3.rootユーザでログインし、sambaのsmbdデーモンが暗号鍵付きで起動できるよう設定

# vpd delegate /usr/sbin/smbd <キーボックスのパス/キーボックス名>

4.sambaの起動

# /etc/init.d/smb start

以上で、ファイルサーバの暗号化設定は完了です。